いまさら平和を声高に叫んでも遅い、かもしれない。
しかしまだ時間が残されているのならば、小さな声をできるだけ遠くに届けたい。
今、そんな気持ちで書いています。
2回の大戦争を終えて、1度目は1千万人。
2度目は5千万人以上の命が失われたとされています。
3度目は、人類の破滅を意味するでしょう。
核兵器を手にした国同士は戦争しないというのは幻想ではないでしょうか?
いつの時代も、その時代を生きるその人々も、信じられない出来事が起きた時にようやく新しい現実に直面するのです。
ロシアによるウクライナ侵攻を強く非難します。しかし、戦争を止めるどころか火に油を注ぐような行為を行えば、3度目の大戦の可能性が高まってしまいます。戦争を助長する行為は避け、戦争を平和的に解決する道を模索するのです。政府にも、私たち一人ひとりにも平和構築のためにできることはあるはずです。
昨日、ふとこう思いました。
世界はガラス玉のようだと。
何度も壊されても修復されてきた。
その形はバラバラでパッチワークのようだけど、それはそれで美しいと。
今、ウクライナの部分が壊されそうになっているけれども、修復できる。
でも、本当に粉々になった時はどうしたら?
まだ、間に合います。
日々忙しく生きる私たちにとって、なかなか難しいことではありますが、大切なことは平和な時に平和文化をできるだけ広めることだと思います。人的、文化、経済的な交流を促進し、世界の様々な人々と、違いを認め、楽しみながら生きるという道を目指すのです。国と国では難しくても、人と人の間では簡単に違いを乗り越えてできることでもあります。
何か、できることをぜひ日常の暮らしの中でぜひ。
僕は、ピースデーを広めたり、映画とワインでそのチャレンジをしています。
ウクライナ戦争が始まったことが伝えられた2月24日の読売新聞夕刊で、ワインで平和構築を目指していく取り組みが紹介されました。
「キリスト教徒と難民が製造 平和醸すレバノンワイン、糸島の会社が輸入へ」
(写真:2018年、ピースデー制定者、ジェレミー・ギリーさんと訪れた広島にて)