ユナイテッドピープル 「クリックから世界を変える」33歳社会起業家の挑戦
33歳の頃書いた著書です。
学生時代に旅行中に偶然、紛争地ガザ地区に入ってから10年。
衝撃的な体験をするものの「何もできることなんてない」と
諦めていた著者が、何をキッカケにして目覚め、
「世界の問題を解決する」ために行動を開始したのか?
これまでの迷い、キッカケ、悩み、出会い、失敗体験、成功体験、・・・
「本当にやりたい仕事」ってどうやって見つかるのか?
10年間の記録です。
■本の詳細
『ユナイテッドピープル』- 「クリックから世界を変える」33歳社会起業家の挑戦 –
関根健次
判型:四六判 並製
定価:1512円(税込)
頁数:208ページ
発刊:2009年12月
ISBN:978-4-904292-03-7
■本書より
もし、この物置で死んでいたら、
幸せな人生だったと言えるだろうか。
「NO」
答えはすぐに出た。
いったい、何をやってたんだろう。
これまで、たいして真剣に、自分という人間に、
自分の人生に向き合ったことがなかった。
もうこんなことやめよう。
起業のための経験だとか、
より良い給料だとかどうでもいい。
理由をあれこれつけて、行動しないのはもうやめよう。
自分が命がけで、本当にやりたいと思える仕事に打ち込もう。
ポタッ、ポタッと落ちる点滴。
その点滴の一滴一滴が、人生の一秒一秒だと思った。
時間は限られている。
空虚な物置で、静かな決意が定まっていった。
もう逃げない。
しばらくして、僕は三度目の会社を辞めた。
ようやく、自分の船を漕いで、
大海原に船出しようとしていた。
感想は、Amazonのレビューまたは、Twitterで「#upbook」までお願いします。
●書評
「お金にとらわれずに、本気で社会の為に働くベンチャースピリッツに共感した。
本当に素敵な夢です。是非がんばってほしい。」
— ワタミ会長 渡邉 美樹
「関根さんは、卒業後、紆余曲折あった後、本来の夢だった事業に乗り出し、ついに軌道に乗るまでの話だ。それは、インターネットの力を使って、募金を集め、紛争地域で命をかけて救援活動を行っているNPO、NGOを支援してくというもの。
今では、多くの人が知る言葉となった「社会起業家」。その先駆者でもある関根健次さんの10年間のことが、赤裸々に語られている。何度、挫折をしても、それを前向きに乗り越えて行く様子は、感動だ!こういう卒業生もいることは、デジタルハリウッドの誇りだね。」
— デジタルハリウッド 取締役 学校長兼学長 杉山知之
「日本が変われるか否か。それは著者のように、セクターの壁に囚われない、そして決してへこたれない志のある若者の挑戦に、かかっているのかも知れない。」
— フローレンス代表理事 駒崎弘樹
「関根さんは、今時かなり珍しい熱い男です。
中東の悲惨な状況を救うべく孤軍奮闘しています。」
— 堀江貴文
コメントを投稿するにはログインしてください。