「産みの苦しみ」といいますが、映画『もったいないキッチン』は、この新コロナウイルスの影響をご多分に漏れず受け、一週間で3度の試写会がキャンセルせざるを得なく、本日、Zoomでのオンライン完成披露試写会の開催となりました。

実は最初の完成披露試写会は、ちょうど一週間前の先週3月26日を予定していました。出演者で出張料理人ソウダ ルアさんにケータリングもお願いしていました。その夜は福島県いわき市に移動し、こちらも出演者を交えた特別試写会を予定していましたが、これもキャンセル。そして本日、東京のユーロライブにて、完成披露試写会を計画しましたが、東京都内の感染拡大を受け中止に。計画しては白紙に戻るの連続でした。

しかし、せっかくお時間を確保してくださった皆様に向け、急遽、オンライン完成披露試写会を開催いたしました。といっても、初めてのチャレンジだったので、昨日、一昨日とリハーサルをして、なんとか今日、無事お披露目をすることができました。

ダーヴィド・グロス監督は、オーストリアからの来日が出来ずにビデオメッセージ。塚本ニキちゃんや、出演者はライブ参加し、上映後にメッセージを届けました。ホストとして見れませんでしたが、上映中に沢山のコメントがリアルタイムに寄せられていました。その量8ページ分。コロナ時代のZoomで映画上映。新たな可能性を見出すことも出来た試写会でもありました。

「最初の廃棄工場のところ、なんか、涙が出ました。。。Rescue Food!!」

「早くコロナ感染を収束させて、みんなで食卓を囲みたいですね。」

「映画を観ながら参加者が意見を交換できる試写会、素敵ですね。新たな可能性を感じます。」

「ですね!コロナでただ悲しむだけではなく、こういった機会をいただけたことを嬉しいとも思います。」

「もったいないの輪がつながっていきますねー。」

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映画『もったいないキッチン』は、コロナ後の世界の道しるべになるのではないかと、思い始めています。大量生産、大量消費、大量廃棄。自然も、私達も傷つける世界から、今一度、自然との関係性、生きとし生けるものへの感謝の気持ち、生かされている感覚を思い出すきっかけに。そして、サスティナブルな世界への転換を。

食品ロスを入り口に、再び自然とのつながりを取り戻し、自然の恵みに感謝し、”もったいない”をなくす美味しい料理をして、皆で楽しむ。そんな、世界へ!「もったいないキッチン」を、できるだけ多くの方にお届けしたいと願っています。

映画『もったいないキッチン』は、予定通り8月の劇場公開を予定しています。一日でも早くこの事態が収束され、無事に劇場公開を迎えられますように。どうぞ、引き続き、ご支援ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

■映画『もったいないキッチン』について

捨てられてしまう食材を救いに日本全国へ!
0円食材が美味しい料理に大変身。
ココロ、カラダ、お財布、地球にいいコトづくしの目からウロコのロードムービー

2020年8月、シネスイッチ銀座、アップリンク吉祥寺他全国順次ロードショー!

監督・脚本:ダーヴィド・グロス
プロデユーサー:関根 健次
出演:ダーヴィド・グロス、塚本 ニキ、井出 留美ほか
制作・配給:ユナイテッドピープル
配給協力・宣伝:クレストインターナショナル 提供:クックパッド株式会社
2020年/日本/日本語・英語・ドイツ語/95分/カラー/16:9


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