2011年3月18日

Japan 日本 March 2011 ? T?hoku earthquake and tsunami (東北地方太平洋沖地震)  11

関東東北原爆震災からまる一週間が経とうとしている。お亡くなりになられた方には心からご冥福を申し上げたい。また、被災者にはどうか一日も早く日常生活に戻れることを願いたい。

この日記は東京湾の海中横断トンネル、アクアラインに向かう車内で書いている。千葉県いすみ市に今日移転するために移動中だ。午前中に荷物の積み込みは終えた。放射能汚染も心配な、こんな状況だから社員は横浜に残し、家族だけで残りの作業はやる。うちのスタッフの一人は、早ければ今週末から宮城に通訳ボランティアとして入ると言っていた。それぞれが、出来ることを尽くしている。One for all. All fro one.

地震が起きた当日、本当はニューヨークにいる予定だった。ニューヨーク平和映画祭に出品された「二重被爆~語り部・山口彊の遺言」の監督稲塚さんと共に現地入りして、反核、平和の動きを加速するためだった。実際にチケットも購入したのだが、忙しいことを理由に泣く泣くキャンセルしたところの地震だった。

行かなかった代わり、日本で速やかに緊急支援行動が開始できたことは大きかった。
* クレジットカード募金
* クリック募金
* 被災者への応援メッセージ

まず、被災地へ、被災者へ食料や水などの緊急支援物資が届き、仮設住宅などの住環境がいち早く整うことを期待したい。次に来るのは被災者家族が、もとの生活を取り戻すための復興支援。国やNPO、個人ボランティアやプロフェッショナルによる限りないサポートが必要であることは自明の理だ。

その先は・・・

原発事故を最小限に食い止めるという今すべきこととは別に、このような”想定外”の自然災害が起きたら、取り返しのつかない被害をもたらす原発を、日本はどうしていくのか、ということを問いたい。

間もなく弊社で配給を開始するドキュメンタリー映画「幸せの経済学」の監督、ヘレナさんの言葉を思い出した。

「専門家の手に委ねるのではなく、自分たちの手で変えていこう!」

あなたは原発、どうお考えですか?

僕はこう考えます。

もう被爆者を増やしたくない。
No more HIBAKUSHA.

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