明日、長い時間をかけて仕込んできた映画「幸せの経済学」がいよいよ初日です。

去年夏からの準備でしたから、一年越しのプロジェクトでした。映画の舞台となった、インドのヒマラヤ地方、ラダックにも訪問しましたし、それに、あまりにもラダックの暮らしが素晴らしいことに影響され、横浜から千葉県外房のいすみ市に自らが引っ越すなんてこともしました。

2月の試写会開催を挟んで、3月11日には3.11東日本大震災が発生。
映画「幸せの経済学」の広報活動を停止して、現地の被災者支援のためにクリック募金、クレジットカード募金、そして応援署名活動を開始するなどしました。

3.11を受け、正直一度は、どう「幸せの経済学」を公開を目前にして宣伝したらいいのか、悩んだこともありましたが、冷静に考えると、「幸せの経済学」の訴える「ローカリゼーション」は、ポスト3.11後に私たちが選ぶべき道そのものではないか、とあらためて気づきました。全てへの答えではない。でも、ポスト3.11の世界を、持続可能なものにするために考えるヒントが沢山あります。

気持ち新たに、世間に問いかけたところ、5月22日(日)、国際生物多様性デーに企画していた、日本全国100ヶ所同時上映会に、113ヶ所からの申込みがあっという間に集まりました。

今、問われる幸せとは何か。
ポスト3.11、私たちはどのような道を選択すればいいのか。

映画「幸せの経済学」、ぜひご覧頂きたい。

渋谷アップリンクで5月21日先行ロードショー
5月22日、全国113ヶ所同時上映会


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