創業から19年の記念日、7月5日にユナイテッドピープルの新規事業「ユナイテッドピープルワイン」を発表しました。ピースデー9月21日に無事販売を開始し、平和をテーマとしたワインを厳選セレクトしてご案内しています。

実は、学生時代からの夢は、ワイン輸入商社を作り、いずれは自分でワイナリーを持つことでした。

それが偶然紛争地、ガザ地区に行ったことから「ワインを飲んでいる場合じゃない、この世界には変えなければならない現実がある」と思い、ワインの夢を封印してきました。

時が流れて20年。
映画を世界の課題解決や世界平和を実現する手段とできたように、

「ワインも平和実現の手段として使えるのではないか?」

こう気づき、一念発起して行動を起こすことにしました。

そもそもワインは人と人をつなぐもの。
大切な友人や家族と時を共有するもの。

そんなワインで、世界中の人々をつなぎながらも、
そんなワインを買う行為そのものが、世界の課題解決のために役立つ。

「ユナイテッドピープルワイン」は平和で持続可能な世界を作るため、
世界中からピースでサステナブルなワインをセレクトしてお届けします。

最新情報はどうぞ無料メールマガジン「ユナイテッドピープル通信」を無料購読ください。登録すると何度かに分けて、創業ストーリーを、今回のワイン事業を始める想いを含めて書いたメッセージが届きます。

ワインを、世界の平和のために!
Wine for Peace!

なお、「ユナイテッドピープルワイン」の今後の展開には、大きく3段階あります。

(1)すでに輸入元のあるピースワインの販売
(2)自社輸入して販売
(3)自社ワイナリー

すでに輸入元のあるピースコンセプトのワインは、今後少しずつラインナップを増やして行きます。次のステップが自社輸入です。今年中には自社初の輸入ワインを確定させ、来春からの販売を目指しています。

さらなる先に、自社ワイナリー設立を目指しています。
自社ワイナリーは、具体的には紛争を抱えている場所で立ち上げたいと考えています。

一番候補は、パレスチナ自治区です。
イスラエル、パレスチナは半世紀以上、紛争をかかえていますが、この両者が協力して作るワインをプロデュースしたいのです。

美味しいことが大前提ですが、このワインを飲めば飲むほど生産地でも友情が、平和が広がっていく。そんなピースワインをつくりたいのです。

時間はかかるでしょう。
でも、やり遂げたいと思います。
恐らく、現地のパートナーと一緒に、
新会社を設立することになることでしょう。

何年かかるのか、今は分かりません。
「絶対やる」と決めて、もう歩みをはじめました。

もともとの夢のカタチが変わりました。
もともとは、単にワインが好きで、大好きな南仏で
ワイナリーをはじめることが夢でした。

大学生の頃の、個人的な夢でした。

偶然というのか、運命というのか、この夢が、
平和実現のためのワイナリーを紛争地ではじめるに
変わりました。人生、わからないものです。

これで、良かったんだと納得しています。
一度しかない人生。夢を追いかけたいですし、
追いかけるには、全力で、前を向いて、
がむしゃらに、駆け抜けたいと思います。

前進、前進、前進あるのみです。

少しずつの発展となりますが、
「ユナイテッドピープルワイン」、末永く
見守っていただけますと幸いです。

* * *

ユナイテッドピープルの「青いUマーク」は、
映画で世界を一つにすることを目指すU字型の磁石でした。

そして2021年、新たに生まれた「土色のUマーク」は、
人々がすべてのボーダーを超えて乾杯できることを願う
ワイングラスがモチーフです。

キーカラーは、赤ワイン色でも白ワイン色でもなく、
Soil Brown(ソイルブラウン=土壌の色)です。
土壌とは、作物を育てる土地(土)のことですが、
比喩的には人々の「背景」や「文化」「環境」も意味します。
おいしいワインにも、人々の平和にも欠かせない、
良質な土と丁寧な土壌づくりがコンセプトとなっています。

ロゴ・ブランドデザイン:
田久保 彬(TAKUBO DESIGN STUDIO)


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