今年2018年は、おそらくピースデー元年になる。それだけいくつもの動きがピースデーをキーワードに集まり、重なり、今年はスパークする年になると確信している。

そもそも国連が定めたピースデー(9月21日)が何の日なのか多くの方に知ってほしいので、個人的に大変な影響を受けたドキュメンタリーで、主催している国際平和映像祭を始めるキッカケとなったドキュメンタリー映画『ザ・デイ・アフター・ピース』をYouTube公開することにしました。

有史以来、人が人を殺さなかった日はないそうですが、
「一年に一度でもいいから、戦争や紛争、あらゆる暴力を止めたい」と願い、行動したジェレミー・ギリが、国連が定めた国際平和デー、通称ピースデーを毎年決まった日ではなかったところを、9月21日に定め、非暴力と休戦を呼びかける日としました。

*ピースデーについて

彼の行った行動が映画『ザ・デイ・アフター・ピース』に収められています。戦争のない日をまずは1日実現し。それを2日、3日、一週間に。そして365日にすること。1日すら出来なければ世界平和は訪れないから。ぜひ、映画『ザ・デイ・アフター・ピース』をご覧ください。

映画『ザ・デイ・アフター・ピース』との出会いは2009年頃だった。ニューヨークの国連本部の売店でたまたま手にとったDVDがこのドキュメンタリーで、日本に帰国してから何気なく観たら強烈な衝撃を受けた。たった一人の人間が出来ることのスケールの大きさに驚き、自分がそれまでやって来たことを見直し、奮い立たせてくれた。そして、そもそもピースデーが日本に知られていなかったので、ピースデーを日本で広めるためにも『ザ・デイ・アフター・ピース』の日本語字幕版の作成予算を出すことを申し出て、日本に2011年から届けることに至った。今、一緒に動いている谷口テトラさんも同じ時期に『ザ・デイ・アフター・ピース』を観て、行動を始めていたのでシンクロに驚いたことを覚えている。

この作品を届けると同時に起こした行動が、ピースデー9月21日に横浜で国際平和映像祭を開始することだった。映像祭のアイデアは、実はフォーバルの大久保秀夫会長との対話の中から大久保さんから頂いたので大久保さんが発起人代表としてスタートしている。そして、すぐに映画の専門家で理事となった高橋克三さんと共に立ち上げて、仲間が増えていった…

2011年から開始して今年で8年となるこの映像祭を始めるきっかけになったのも、というわけで実はジェレミー・ギリの活動に奮い立たせられたからだった。自分なりのピースデーの行動を、世界中の学生たち、若者たちを映像をきっかけにつなぎ、平和の礎を作ること。一本の映画が人の人生を変えることがあるが、まさしく自分自身の人生を大きく変えた運命の作品の一つと言っていい。

戦争のない平和な世界を作ること。その壮大な夢も一日から。ピースデーを広めながら、自分の出来る挑戦を続けていきたい。

*国際平和映像祭

国際平和映像祭2018は9月22日にJICA横浜で開催します。

4月11日にJICA地球ひろば(東京)で、途上国の子ども達に移動映画館で映画を届けているWorld Theater Project代表の教来石小織さん、途上国や国際協力・開発をテーマとする硬派のNPOメディアganas編集長長光大慈さんが登壇!映像上映を交えてクロストークします。ぜひご参加ください。

国際平和映像祭(UFPFF)2018 スペシャルイベント「映像・メディアの力で世界を変える!」4/11東京

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