被災地へ、再び。

東日本大震災被災地

4月24日、25日の2日間、東日本大震災で甚大な被害を受けた被災地、気仙沼・南三陸・陸前高田を訪問してきました。

今回は、ドキュメンタリー映画『第4の革命 – エネルギー・デモクラシー』の6月の全国一斉上映ウィークで、全国に寄付を呼びかけ、集まったお金で太陽光発電装置を東北に寄贈することを検討しており、その候補地を訪問することが目的でした。

訪問したのは、気仙沼・鹿折復幸マルシェ。気仙沼市の鹿折地区の復興のためにオープンした仮設商店街です。街灯がないため、夜になると辺りが暗いため、太陽光発電による街灯のニーズがあると聞き、訪問しました。

気仙沼


(C)復幸マルシェ 

気仙沼と言えば大震災の後、大火事になったところです。まさに鹿折地区がその場所です。


(C)復幸マルシェ 

東日本大震災被災地

近くには、未だに乗り上げた船がありました。

この気仙沼鹿折地区に復幸マルシェはあります。企画したのはもともと気仙沼でうどん屋を営んでいた塩田賢一さん。ご自身のうどん屋も流され、何人もの仲間を亡くされたそうです。今でも自問自答するそうですが、生き残った命に意味があるはずだと、気仙沼鹿折地区の復興を目指して立ち上がった方です。

東日本大震災被災地

「戦場には行ったことがないが、戦場のような様子だった。何人の死体を見たか分からない」

政府や行政の支援が中々来ず、鹿折地区のがれき処理は全国にボランティアを呼びかけて、ボランティアと共に行ったそうです。仮設商店街の建設に際しては、土地を更地にする必要があったそうですが、誰も出来ないし、予算もない。ならば「自分がやるしかない」と重機を扱う免許を自ら取得して、基礎の取り壊しを行ったそうです。

気仙沼 復幸マルシェ

何日も、何日も近所のコンテナで寝泊まりしながらの復興への努力。ゼロの状態から次々と自ら問題解決方法を探り、切り抜けていく心意気。気仙沼で出会った真のチェンジメーカーでした。

塩田さんが立ち上げた、復幸マルシェ。
塩田さんの強い想いによって、着々と気仙沼鹿折地区に光を灯しています。

遠く離れていてもできること。そんな復幸マルシェに私たちの手で、光を届けませんか。
ドキュメンタリー映画『第4の革命』の全国一斉上映ウィーク(6月16日から22日)では、全国の『第4の革命』をご覧になった皆様と、気仙沼の復幸マルシェに太陽光発電の街灯を寄贈したいと思います。


『第4の革命』全国一斉上映ウィークについて

『第4の革命』第4発電所構想について

『台北カフェ・ストーリー』公開秘話。

01メイン

いよいよ4月14日(土)から弊社ユナイテッドピープル配給作品として『台北カフェ・ストーリー』がシネマート六本木で劇場公開となります。ドキュメンタリー映画を専門とする弊社が、なぜこのような劇映画を配給するのか疑問に思う方も多いでしょう。僕としても配給するに至るとは、作品と出会った当初、想像すらしていませんでした。実はこの映画は、東日本大震災が起きなければ、日本公開はなかった作品なのです。

『台北カフェ・ストーリー』との出会いは2010年に開催された第15回釜山国際映画祭でした。この時は映画の買い付け目的ではなく、自身が主催するUFPFF国際平和映像祭のための勉強のために参加したのでした。ですから作品を数多く観るよりも、イベント全体の完成度、パンフレットの作り、会場設営方法などを観察していました。

『台北カフェ・ストーリー』は、そういった意味ではなんとなくカフェで「物々交換」するというストーリーに惹かれ観た、全部で10作品ぐらいのうちの一作品でしかありませんでした。それが、観始めた途端に引きこまれていきました。一眼レフの写真をつなぎ合わせたような作品と言いましょうか、一枚一枚の画が兎に角細部まで綺麗なのです。普段はテレビCM監督として活躍するシアオ・ヤーチュアン監督ならではの作風なのでしょう。

そして作品の内容にもどんどんと魅せられていきました。2人の姉妹が台北でカフェをオープンする。カフェのプロモーションのために始めた物々交換交換が人気となり、様々なものが行き来します。お金と違って、お互いに欲しいと思わなければ交換が成立しません。お金を介さないからこそ、不器用に交換が成立していきます。でもその課程で交流が生まれ、人がつながっていきます。また同時に、物にまつわるストーリーも交換していきます。

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大量生産・大量消費社会へのアンチテーゼにもなるし、ユナイテッドピープルが配給する意義はあるだろうとは思いましたが、配給を決意するまでには至りませんでした。『幸せの経済学』のような、より直接的なメッセージのあるドキュメンタリー探していたからです。

その後『台北カフェ・ストーリー』が同じく2010年に開催された第23回東京国際映画祭でも上映されることを知り、会場に駆けつけて監督と交流を深めましたが、気持ちは変わりませんでした。

それからさらに数ヶ月の歳月が経過して、一気に気持ちが変化する出来事が起こりました。東日本大震災です。地震、そして大津波は多くの命を奪い、物を破壊しました。その後続いた原発事故によって、空気も、土も、海も汚れ、長い将来に渡り、安心して生活できる基盤が崩れてしまいました。

果たして私たちは何を大切にしてきたのだろう?経済成長のために、何か大切なものを忘れてきたのではないだろうか?何かを置き去りにしてきたのではないだろうか?

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そんな自問自答を繰り返すなか『台北カフェ・ストーリー』を思い出したのです。経済的には効果がない、物々交換。でも、人と人がつながっていく物々交換。この映画は、物々交換をストーリーの中心としつつ「私たちにとって、本当に大切なものは?」という問いかけをする映画です。これからのあるべき社会についてのヒントがある映画です。震災後だからこそ多くの方に観て欲しい作品です。どうぞご覧ください。

台北カフェ・ストーリー劇場情報

希望ある未来のために。

今年は希望の見いだせる一年にしたい。そう強く願っています。
そのためにも、より一層「人と人をつないで世界の問題を解決する」
ユナイテッドピープルとして出来ることを追求します。

去年の公開した「幸せの経済学
は、TBSの年末報道特番で紹介されるなど、大きな話題になっています。
行き過ぎたグローバリゼーションに対して、ローカリゼーションへの
移行を訴えるこの映画は、今の時代へ重要な羅針盤だと思います。

去年末からは、持続可能な社会の実現には欠かせない、
再生可能エネルギーへのシフトを訴える映画
第4の革命 - エネルギー・デモクラシー
を公開し、1月14日には日本全国18都道府県で、一斉上映会を
開催しました。各地で、国会議員、市長、著名人が登壇し、
日本のエネルギーの未来について考えました。
http://www.4revo.org/archives/category/houkoku

●第4の革命上映会場
http://www.4revo.org/theater

「第4の革命」が訴える内容も、実は「幸せの経済学」が訴える
ローカリゼーションと同じ事を言っています。それは、
エネルギーのローカリゼーションです。地域で作ったエネルギーは
地域で消費するということ。地域化や地域分散が21世紀のキーワード
ではないでしょうか。

さて、このように経済、そして経済の根幹であるエネルギーに
ついて考える映画を去年は紹介しましたが、今年、ユナイテッドピープルが
配給する作品の先行上映会が急遽決定しました。

その作品とは、ずばり「幸せ」についての作品です。
仮題は「HAPPY ~幸せレボリューション~」。

難しい時代です。困難な時代です。変化の時代です。
こんな時だからこそ、幸せとは何か?どうしたら私たちは
幸せになれるのかを根本から問い直したい。

以下にご紹介する映画は6年の歳月をかけ、14もの国を、
幸せを探す旅をした結果完成した映画です。話題のブータンや
日本の心の問題にもスポットライトを当てています。

以下、イベントに参加して、一緒に幸せについて考えてみませんか?
トークには、辻信一さんも登場します!

今、日本では盛んに幸せのカタチが問われています。
生きるとは?働くとは?幸せとは?根源的な問いかけを日本全体がしています。

そんな日本では、空前のブータンブーム!
ブータンは、国の豊かさをGNP(国民総生産)ではなくGNH(国民総幸福量)
で示そうと、国民の幸せを追求する世にも珍しい国です。

そんなブータンや日本を含む、世界14か国を6年以上の歳月をかけて取材し、
今話題の「ポジティブ心理学」の権威たちと幸せについて探求した作品が
ドキュメンタリー映画『HAPPY』です。この映画は茂木健一郎氏訳の
ベストセラー『「脳によいこと」だけをしなさい!』でも取り上げられて
います。また、この著者、マーシー・シャイモフ氏が映画『HAPPY』の監修、
およびナレーションを担当しています。


※「インタラクティブなキャプション」をクリックすると日本語字幕内容が見れます。

世界中の事例を心理学者たちと分析した結果見つかった幸せになるための
秘訣とは?映画『HAPPY』は、私たちにとって、最も重要な「幸せ」
について探求します。

監督は前作が、アカデミー賞ベストドキュメンタリー部門にノミネートされた
ロコ・ベリック。エクゼクティブ・プロデューサーは、「ナッティー・
プロフェッサー」「パッチ・アダムス」などの監督、トム・シェイディアック
。映画『HAPPY』はすでに全世界の映画祭で数々の作品賞を受賞。

この度、2月11日の全世界一斉上映会を行うワールド・ハッピー・デイで、
日本では初上映!当イベントには、日本にGNHを紹介した辻信一氏と、
映画『HAPPY』のプロデューサー、清水 ハン 栄治氏が上映後にトークします。

ぜひこのイベントに参加して幸せレボリューションを体験しませんか?

詳細はこちら

やりたいことって?

今日最後のお仕事。六本木ヒルズで津田大介さんとのトークセッションを終え、いすみ市の自宅への帰りの電車です。たまにこうやってアウトプットすると、話しながらも考えが整理されていいですね。

津田さんからの質問で、やりたいことが見つからない人について、どう思うか、どうアドバイスするか聞かれました。どうなんでしょうね。僕は、やりたいことや、夢があった方が、人生が充実するからよりよいとは思いますが、必ずしも、見つからないからといって、不幸に思ったり、不安に思うことはないと思います。

紛争地という極限の状態に出入りしていると、夢を持てる基盤そのものがない状態なんですね。個人の夢を持つ以前に、平和になって欲しいと願うのです。平和だったら、普通の暮らしができるのにと。では、普通の暮らしとはなに?ってことですが、特別なことではないんですよね。安心して暮らすことができて、家族がいて、友達がいて、食べ物があって、住む場所がある。そして今日が何気なく終わって、明日が当たり前のようにやって来て、それがずっと続いていくだろうという希望が持てることだったり。もちろん、今の東北は大変な状況なのですが。

平和であれば、選択肢が考えられます。将来どうしようと。選択肢が考えられ、そしてその選択肢を選ぼうと思えば選べるという状況そのものが奇跡的ですし、そういった境遇を噛み締めて感謝すべきだと思います。何気ない毎日を暮らせることに感謝の気持ちを持つ。生き、生かされていることに感謝をする。やりたいことが見つからないと、嘆くよりも、今の境遇に感謝して、何をしようか思いめぐらせ、色々とチャレンジすればいいと思うのです。

「運命」とは命を運ぶと書くんですね。「宿命」は宿された命と書く。人間誰しも生まれる国や場所や親を選べません。宿命として、受け入れれなければならない現実もあると思います。でも、行動して、動けば変えられるのが「運命」。今、つらい状況の境遇なら、動けばいいと思います。「宿命」も動けば変えられるのです。とある師匠に教わった考えです。

今日の午後は、内閣府副大臣、中塚一宏さんと面会しておりました。地元、藤沢市の議員さんで、ずいぶん昔から、確か大学生のころからの家族ぐるみのお付き合いをさせていただいている方です。初めての副大臣室の訪問は、ワクワクしました。

 目的は主にふたつ。ひとつは、国際平和映像祭に内閣副大臣賞を出していただけないかということ。もうひとつは、まもなく全国ロードショーが始まる映画、「第4の革命 - エネルギー・デモクラシー」の議員向け上映会の呼びかけ人になっていただけないかということ。「第4の革命」については即断でご快諾いただけました。これで、一歩前進です。実は、おととい、社民党の福島みずほさんに突撃アタックしたら、これまた即断で、「第4の革命」の議員向け上映会の呼びかけ人になってくださることが決まりました。あと、1、2党の方からの賛同をいただくべく動いています。

 「第4の革命」は、100%再生可能エネルギーシフトは今後30年以内に実現可能だと訴える映画です。石油や原発から、本当の意味で再生可能なエネルギーを選択しようと呼びかける内容です。中塚さんは副大臣として原発についても担当されているため、お願いしました。

 フクシマ原発事故は、私たちがこの日本で平和に暮らす基盤を奪い去りました。放射能との闘いはいつまで続くのでしょうか。二度と家に戻れない人も出てくるでしょう。この事故の影響は津波被害とはことなり、先々の世代まで悪影響を及ぼすことを、私たちは充分知ったはずです。原発はなくさねばなりません。

 ドイツは3.11東日本大震災、フクシマ原発事故を受け、急速に脱原発への動きが加速し、世界に先駆けて脱原発宣言をしました。近くの台湾もしましたね。日本はどうでしょう。ベトナムへの原発輸出をすすめるなど、唖然とする行動に出ています。選択肢はあるのに、目先の利益を優先し、他国の人や将来の世代を犠牲にしてしまう。変えねばなりません。

 「第4の革命」は、去年ドイツで13万人が視聴。震災後は200万人がテレビで視聴し、ドイツの脱原発への道筋を作ったと言ってもいいドキュメンタリーです。いち早く、選択可能な未来のビジョンを見せてくれるこの映画を日本に届けたい!そう想い、5月ごろから準備を重ねてきました。いよいよ12月からの公開です。

 フクシマを経験した日本こそが、世界に先駆けて脱原発し、再生可能エネルギー100%で蘇り、世界にその変化をアピールできるぐらいじゃないとダメだと思います。原発を輸出するかわりに、原発解体と管理のノウハウをため込み、そのノウハウを海外輸出して原発解体そしてその後のメンテナンスでビジネスをすればいい。そうして生まれた利益があれば、それを原資に再生可能エネルギー分野への投資や研究をする。

 まだまだこれからです。頑張りましょう!変えましょう。

United For Peace

広く支援を呼びかけ、本当に多くの支援をいただき、
UFPFF 国際平和映像祭2011を開催することが出来ました。

100万円の協賛金目標に対して、合計で120万円と、
目標よりも多くの協賛を得ることができ、無事、開催致しました。
支援してくださった方々に心より御礼申し上げます。

●UFPFF国際平和映像祭2011 開催報告
 WEB報告
 報告書(PDF)

最終日、ピースデイ9月21日は何と台風直撃でした。
開始前に何とか入場出来た人たち。。授賞式あたりでは大変な暴風雨となり、
会場となった横浜ブリッツが完全に閉鎖されました(鍵をかけられました)。

感動の授賞式が終わると、雨がピタリと止んでおり、来場者の皆さんの
帰宅を心配していましたが、無事、徒歩で近隣の駅に皆さん行くことが出来ました。


オープニングアクトの様子

仲間うちでは、「伝説に残る映像祭にしよう!」と意気込んでおりましたが、
9.11同時多発テロから10年、3.11から半年、そして日本で本格的にピースデイに
開催した国際平和映像祭2011が、台風での幕開けだったことは、きっと
忘れられない記憶になったと思います。平和の嵐が吹いたと。

UFPFF 国際平和映像祭の主目的は「つながり」をつくること。

英語では、”United For Peace Film Festival”が正式名ですが、
正に、平和のために結集しようということが目的です。

今回、学生たちから31の作品エントリーがあり、13作品がファイナリストとして選出されました。
このファイナリストたち同士をつなぐこと、私たち運営スタッフや、審査員や、サポーターと
つなぐこと。こうやって、「つながり」を世界中に広げていく。

やがては世界中の若者たちが、映像をきっかけに「つながり」、
ファーストネームで呼び合える関係をつくっていく。

平和の原点って、信頼や友情だと思うのです。

「あの時、出会ったあいつのいる国とは戦争したくない」

そんな人間的な、根源的な気持ちが、戦争をなくす最も効果的な方法ではないでしょうか。

今年、スタートを切りました、UFPFF 国際平和映像祭2011は、長く、長く
続けてまいります。どうぞ、見守ってください。共に育ててください。

忘れられない記憶・・・


去年のワタミ株主総会で出会ったフォーバル会長の大久保さん。NGOブースでトークをご一緒したことが出会いだった。彼のカンボジアでのNGO活動、シーセフに感動し、後日大久保さんのインタビュー記事などを読んでいると、思わぬ共通点があり、すぐに連絡。大久保さんは、幼少、車に敷かれて、即死と言われている。僕の友達は4歳で車に目の前で敷かれて即死。授かった命を大切に、一生懸命使おう。映像祭を始めたのは、僕の夢を聞いた大久保さんの提案だった。奇跡的な、運命的な出会いだった。


舞台裏では何十人ものボランティアが活躍。学生ボランティアリーダー、そして事務局長を務めた佐藤淳君とは、去年、横浜の中華街で、夜な夜な夢を語り、一緒に走ってきた。運営会議では、社会人ボランティア、学生ボランティアが混ざり、時に笑い、時に、激突し、まあ、お酒抜きでやったことの方が少ないけど、楽しかったね!


MISIAの始めたNGOの懇親会で出会った、日本映画大学理事の高橋さん。出会った夜、スーツにハットの姿で語る、語る。なんだか惹かれて、以来、ちょくちょくと合い、国際平和映像祭をはじめることを決めた瞬間に、連絡。運命共同体として、理事になっていただいた。突っ走りがちな関根を度々押さえていただいたり、もっとやれと刺激してくれたり。10年先まで続けましょう!


9.11、オープニングイベントの打ち上げ。ボランティアやファイナリストの学生たちと。


大白熱したらしい、審査員による審査会。お世話になりました!


審査員 野中ともよさんメッセージ(審査会を終えて)


ファイナリストの熱いプレゼン!泣いたよ。


受賞者!おめでとう!これから世界を発見する旅に出航!いい旅になりますように!


また来年!


UFPFF 国際平和映像祭2011直後の9月24日、iSB公共未来塾 横浜地区 第3回社会起業プランコンペで最優秀賞を受賞しました!来年のUFPFF2012に向けて、まもなく走り始めます!

映像で世界を変える、若者をつなぐ!50人の支援者募集

皆さんは「ピースディ」をご存知でしょうか。

1年に一度、9月21日だけでも人が人を殺さない日にしよう。
あらゆる暴力がない日にしよう。戦争中であれば休戦し、
誰かが争っていれば仲介する。自殺だって暴力。誰かの相談に
乗ってあげよう。

「ピースディ」。誰かが「バレンタインデー」をつくったように
この日をつくった人がいます。ジェレミー・ギレイさんです。
イギリス人の俳優が、ある日、紛争の絶えない世界を見かねて
国連に乗り込み、世界中の首脳を説得して、9月21日を
「ピースディ」としてする運動をたった一人の強い意志から始め、
多くの人を巻き込み、実現したのです。
http://sekinekenji.info/archives/98

数年前に訪れた国連の売店で、偶然彼のドキュメンタリー映画を観て、
衝撃を受けたのを覚えています。「平和」という途方もない夢の
実現のために、奮闘する彼を自分に重ね合わせ、「まだまだ!」と
奮い立ちました。

そして今年。この「ピースディ」の日に、
UFPFF 国際平和映像祭を開催することになりました。

「映像で世界を変える、若者をつなぐ!」

映像制作を通じて、普段、あまり考えない「平和」や「サステイナビリティ」
について学生たち自身が作品製作に直接的に関わることで、映像を通じて
これらのテーマを考え、行動につなげていくことを狙っています。

また、UFPFF 国際平和映像祭は、United for Peace Film Festival の略称ですが
、映像をきっかけに、世界各国の作品エントリー者同士や関係者たちが「つながり」
を持ち、違いを知り、共通点を知り、ファーストネームで呼び合えるような関係を
つくっていくことで、平和の礎とすることができると考えております。

そんな「ピースディ」に開催するUFPFF 国際平和映像祭を
去年より長い時間をかけて準備してまいりました。

いよいよプログラムもほぼ決定したところで、
このUFPFF 国際平和映像祭2011を個人・法人として開催を
サポートしてくださるサポーターを募集します。

個人では50名を目標としています(1口1万円)。

どうぞ、UFPFF 国際平和映像祭2011を成功させるため、
ご支援のご検討、どうぞよろしくお願い申し上げます。

企画書等はこちらよりご覧いただけます。
http://www.ufpff.com/ufpff-2011/sponsor

変えるということ。

映画「幸せの経済学」の上映&トークイベントが終わった。トークは辻信一さん。スロームーブメントの仕掛け人であり、幸せの経済学にも出演している、僕が今最も重要視しているメッセンジャーのひとりだ。幸せの経済学の監督であり、世界のローカリゼーション運動のパイオニア的存在であるヘレナ=ノーバーグ・ホッジさんと近い関係で、ヘレナさんを辻さんがインタビューした本「いよいよローカルの時代」を辻さんは出版している。そんな辻さんへの講演依頼は震災前から数えて3回目だった。

「今、ここにいる皆さんも数十年後にはこの世にいなくなります。そういう僕は皆さんよりももっと先に死にます」

「3.11に原発事故が起きましたが、僕たちはこの事故の前から反原発を訴えてきた。自分たちが生きている間に解決できない核廃棄物を大量に今も生み出し続けているんです。もっと危機感を持たないといけない。100000年後の安全という映画が話題になったけど、10万年もの間、核廃棄物を安全に管理することなんて出来ますか。反原発も原発賛成というレベルの話じゃないんです」

原発事故が起きて、その危険性が周知されたのに、なぜこんなに危険な原発を再び動かそうとする人がいるのか。

辻さんが言うように、

「最大でも2年先しかみていない」

ということなんだろうか。実際には企業のサイクルはもっと早い。四半期決算だから、目先の利益がどうしても重要視されてしまう。そういう仕組なんだ。資本主義経済で、株式市場があって、株主がいて、株主は儲けたい。儲けるためには10年先、100年先のことなんて関係ない。極度に変化が激しいグローバル競争に負けまいと、企業は闘い、株主還元をするために日々の経済活動をしている。何かが犠牲になっている。

闘いを勝ち抜くために、株主に利益を還元するために、倫理的な感覚が欠落してしまっている企業が結構あるのではないか。目先の利益を追い求めて、孫の世代どころか、永遠と続く生命につけを回していいのか。企業は企業活動のあり方を、消費者は消費者としての消費行動を、それぞれの立場でスタイルを大きく変えていかなければならない。

「3.11後、世界は変わったんです」

辻さんのこの言葉にはっとさせられた。

なぜなら震災後4ヶ月が経過して、社会が徐々に元通りになりつつあると弱気な感情も出入りしていたからだ。節電もそのうち原発再開により必要なくなり、かつてのような欲望に満ち溢れた消費社会が戻ってしまうんではないかと、少なからず心配していた。そんな自分を反省した。

社会は変わるものではなく、変えるものだった。

誰かに任せて、変わったなとか、変わらないなと傍観して嘆くのではなく自らが変えていくんだ。
なぜなら変えられるから。

ガンジーの言葉がある。Be the change you want to see in the world.
自らが、自らの見たい変化となること。自ら変えるということ。ポスト3.11。自分が見たい世界に自分が住むこと。それを身近で始めること。

最近「変えること」をオセロゲームに例えている。
一気に全部は真っ白にできない。ちょっとずつ白を置いていく。数では負けていても、賢く置いていけば、逆転だってできる。世界は塗り替えることができる。歴史が証明している事実だ。

だから、あきらめず、嘆かず、批判もほどほどに、自らの行動で変えていこう。どんな問題だって解決の糸口はあるから。できる、できる、できる!

今日の一曲。

今日の反省。
昨日飲み過ぎました。

今日の感謝。
素晴らしい出会いが、昨日も今日も続きました。ご縁のあった皆様に感謝です。

「チャイナ・シンドローム」と市民のチカラ

昨晩は「チャイナ・シンドローム」という映画を観た。

タイトルを直訳すると「中国症候群」で、映画の中で話されるジョークから採られた。もし、アメリカの原子力発電所がメルトダウンを起こしたとしたら、地球を突き抜けて中国まで熔けていってしまうのではないか、というものである。この映画が公開されたのは1979年3月16日であるが、それからわずか12日後の1979年3月28日に、ペンシルベニア州のスリーマイル島原子力発電所で本当の原子力事故であるスリーマイル島原子力発電所事故が起きた。

原発事故を予言したような映画だ。
でも予言が凄いということじゃない。なにが凄いかっていうと、この映画がスリーマイル後に社会に与えた影響がどうも凄かったらしいのだ。

スリーマイル後、アメリカのサクラメントにあるランチョセコ原発もスリーマイル原発と同じ設計ということで、反対運動が起こった。
そこに「チャイナ・シンドローム」に主演したジェーン・フォンダさんも加わり大いに盛り上がったという。フォンダさんの旦那さんはさらにこの住民運動の中心人物の一人、ヘイデン下院議員。
映画から現実社会へ。リアルな展開だ。

1989年6月6日、住民投票で53万票集まり、廃炉が決まったという。

市民のチカラは大きい!
そしてそこに映画のチカラも加わると、社会現象化する。
そんな事例です。

現在僕は、フクシマ原発事故周辺のドキュメンタリー、
記録映画「フクシマ2011」制作プロジェクト
を応援しています。

この映画が日本全国にある原発を廃炉にしていく運動を盛り上げて
くれたらいいなと思っています。

ポスト3.11を、どう生きるべきか

明日、長い時間をかけて仕込んできた映画「幸せの経済学」がいよいよ初日です。

去年夏からの準備でしたから、一年越しのプロジェクトでした。映画の舞台となった、インドのヒマラヤ地方、ラダックにも訪問しましたし、それに、あまりにもラダックの暮らしが素晴らしいことに影響され、横浜から千葉県外房のいすみ市に自らが引っ越すなんてこともしました。

2月の試写会開催を挟んで、3月11日には3.11東日本大震災が発生。
映画「幸せの経済学」の広報活動を停止して、現地の被災者支援のためにクリック募金、クレジットカード募金、そして応援署名活動を開始するなどしました。

3.11を受け、正直一度は、どう「幸せの経済学」を公開を目前にして宣伝したらいいのか、悩んだこともありましたが、冷静に考えると、「幸せの経済学」の訴える「ローカリゼーション」は、ポスト3.11後に私たちが選ぶべき道そのものではないか、とあらためて気づきました。全てへの答えではない。でも、ポスト3.11の世界を、持続可能なものにするために考えるヒントが沢山あります。

気持ち新たに、世間に問いかけたところ、5月22日(日)、国際生物多様性デーに企画していた、日本全国100ヶ所同時上映会に、113ヶ所からの申込みがあっという間に集まりました。

今、問われる幸せとは何か。
ポスト3.11、私たちはどのような道を選択すればいいのか。

映画「幸せの経済学」、ぜひご覧頂きたい。

渋谷アップリンクで5月21日先行ロードショー
5月22日、全国113ヶ所同時上映会

エネルギーシフトパレードに参加してきた

エネルギーシフトパレード

アースディにエネルギーを自然エネルギーにシフトしようというパレードが開催されたので、参加してきました。真昼間の渋谷や原宿の公道を何千人かが一緒に歩きました。手には放射性物質を吸収するといわれる菜の花を持ち、エネルギーシフト・ナウなどと呼びかけました。

デモという雰囲気ではなったくなく、家族連れなど、普通の家族や会社員や学生など一般ピープルがまさにパレードした感じでした。デモではなくパレードを呼びかけたのは偉いなぁと思います。参加がしやすいし、見ている側の人も参加したくなる。見ている方で、時折拍手している人や握手を求めてくる方もいらっしゃいました。

原発の問題はみんな何とかしたい。自然エネルギーにシフトしても十分電力がまかなえることがすでに分かっています。あとは選択するだけです。

ところで「すべての原発を豆腐に!」というプラカードを持っている人がいて笑いました。

アグリ・コミュニティビジネス―農山村力×交流力でつむぐ幸せな社会

LOHASを日本に紹介した大和田順子さんの新著です。
ポスト3.11の働き方、暮らし方のヒントとなる本です。

経済成長を優先して、田舎の資源を価値のないものとしてきたわけですが、この本は、いかに地方が自然資源に富んでいて、持続可能で幸せなライフスタイルをおくれる魅力的な場所であるか教えてくれます。