いろんな思いの交差点、仙台

『ヴィック・ムニーズ / ごみアートの奇跡』のヴィック・ムニーズ 本人が来日して東北に来るというので行くことになった。場所は釜石。今日合流する。震災で大変な津波被害のあったところで当時テレビで固唾をのんで見ていた場所のひとつだ。

前日入りしてちょうど今月からスタートしたLove is the Movemnet！キャンペーンをぜひ東北でもと思い、仙台で『オキュパイ・ラブ』の上映会を主催していただき、トークさせていただいた。昼も夜も満席で夜の部の会場のパンゲアというお店では、ぎりぎりまで人がつめて座っていて、すごい熱気だった。

自分の故郷が放射能汚染土の最終処分場になることを憂いている人。
浪江町から避難し、今は仙台で働いている若者は「福島第一原発は、あれから良くなるどころか、全然だ。悪くなっているとも言えるのに、なぜ騒がないのか理解できない」「浪江町の老人たちを見ていて分かったことは、コミュニティーがいかに大切だったか。老人たちはコミュニティーなしでは行きていけない」。

震災を機に、大きく人生を変えた人たちに何人も出会った。
これまでのように受け身で電力を買うことはもう十分。市民発電所を作る準備をしている人たちとも出会った。

仙台、いろんな思いが交差している。