長年の夢が間もなくひとつ叶う。
バングラデシュでのレストラン事業だ。

パートナーであるエクマットラの渡辺くんと共に構想を固め、いよいよ来年2011年2月1日にバングラデシュのダッカでオープンする。やったぁ!ついに!
渡辺くんもブログで書いている。

このレストランの目的はふたつある。
ひとつは現地バングラデシュでストリートチルドレン支援活動を行うエクマットラの収益事業とすること(ユナイテッドピープルも出資して合弁会社となるのでユナイテッドピープルの収益事業ともなる)。もうひとつは将来的には、エクマットラで教育を受けた元ストリートチルドレンの就職先となることだ。元路上生活していた子どもが、このレストランの店員となり、店長となり、やがてはオーナーになる、そんな夢を描いている。

構想から何年経っただろうか。
エクマットラが制作したストリートチルドレンの問題をあつかった啓発映画「アリ地獄のような街」が一段落した今春から、急ピッチに立ち上げ準備を進めてきた。

先月は新会社設立スキームを決め、出店場所を決定し、メニュー決めをするなどの目的でバングラデシュ入りして、大枠はほぼ固まった。エクマットラ幹部と議論した結果、純粋な日本スタイルのやきとり屋ではなく、日本風やきとりが食べられる、日本とバングラデシュの料理がフュージョンしたような店になることになった。

本当は純日本風のこてこてのやきとり屋をイメージしてたんだけどな。店名を「Yakitori SAKURA」にするなど。エクマットラ側のリーダーシップで、バングラデシュのローカル中流層をターゲットにすることになり、価格帯もすっごくリーズナブルなお店になる。やきとりだけじゃなく、多国籍料理も出す。

店名は、「ロシャヨン」。ベンガル語で「化学反応」という意味で、ここで人と人が出会い、いい形でつながり化学反応が起きて欲しいという願いを込めています。来年、バングラデシュ入りの予定がある方は、どうぞダッカの「ロシャヨン」にいらしてください。グラミン銀行と近い、ミルプール地区に出来ます。

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候補地の前で。エクマットラ代表 シュボ、顧問渡辺くんと。


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