昨日、セカンドハーベスト・ジャパンというNPOを訪問してきました。
賞味期限切れになると、捨てられてしまう食品を、賞味期限前に食品関連企業から分けてもらい、その食品を食べものが必要とされている人たちに配る活動をしています。

この活動には500もの企業が協力し、500の組織を通じて食べものを必要とする人たちに本当は食べれるのに廃棄されてしまっていた食品を分配されています。

さて、この日本は毎年どれぐらいの量の食品を廃棄しているのでしょうか。食べられるのに捨てられている食品は、500万から900万トンといわれているそうです。世界で食糧援助のため配られている食糧が650万トンというから、その量の多さが想像できますね。それだけ売れなかったために、廃棄しているのです。

ところでこの量は、あくまでも食べれるけど捨てられてしまった食品の量だそうで、食べ残しなどを含めた全体の量では、2,000万トンほどの廃棄をしているそうです。興味のある人は調べてみてください。まあ、すごい量ですね。

セカンドハーベスト・ジャパンは、この問題について、「フードバンクの社会化」を目指しているそうです。捨てられてしまう食品を、食べものを必要とする人たちに届けることを一般化するということでしょうね。去年、セカンドハーベスト・ジャパンが取り扱った食品の総量が560トンといいますから、日本で捨てられている食品の総量に対しては、本当にまだまだ微々たるところだとは思いますが、どんどんと広がって欲しいものです。


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